概要
前回の一人開発合宿が2018年5月でした。
2018年-2019前半は記憶がなくなるくらい、忙殺されていたなぁとしみじみ思います。
さて、一人合宿も今回で6回目です。
今回は、会社で使った技術が雑誌寄稿のネタになったので、短期連載を持つ事になりました。
しかし、数ヶ月連続で執筆する集中力、体力、時間がないので、磯部温泉でがっつり合宿することにしました。この記事はそのレポート記事です。
磯部ってどんなとこ?
磯部温泉といえば!!
温泉マーク発祥の地です!!
♨️
↑温泉マークといえばこれですね!
由来をざっくり説明すると、さかのぼること江戸時代。江戸幕府が農民の争いを収めるための判決文に、磯部温泉を示すための記号を書きました。
その記号が「♨️」だったので、それを境に温泉にはこの記号を使われることが広まっていったようです。
発祥の地っていいですよね、パワーがもらえる気がする。
今回のTry
温泉マーク発祥の地だからといって、浮かれてはいけません。
今回の目的は執筆で圧倒的な進捗を出す事です。執筆合宿は遊びじゃねぇんだよ!
圧倒的な進捗を出すために、今回は2つのことをTryしました。
1. 東京からのアクセスが良く、移動中に作業ができる
前回のトスラブ館山(新宿-館山)の移動はバスだったのですが、乗車後PCで作業を初めて5分で車酔いしました
箱根で一人開発合宿した時は電車とバスの乗り継ぎを何回もするので、集中できず、、、
羽田空港で一人開発合宿した時、空港までは近いものの、作業時間に充てられず、移動時間が無駄問題が発生していました。
これを解決するためにまずは下記条件を設定しました。
- 渋谷から乗り換えなしで行ける
- 作業ができる(==グリーン車)
そこから導き出されたのが、磯部温泉というわけです。
渋谷から高崎まで、湘南新宿ライン高崎線直通という最強路線があり、かつ、グリーン車もあるので、バッチグーです!
高崎から磯部までは、10分くらいの乗車時間なので、まぁそこは目を瞑るとして。
(おまけに、気づいたらJREポイントがめちゃくちゃ貯まっていたので、ポイントをグリーン券に引き換えることができました)
2. 2泊3日にする
前回までは1泊2日にしていたのですが、1泊2日だとどうしても、可処分時間が減ってしまいます。
主に移動時間や、チェックイン/アウトの待ち時間とかですね。
2泊3日にすることで、2日目を全て作業時間に充てることを狙いました。
レポート
以下、磯部温泉珍道中チラ裏日記です。
渋谷駅で、さっそく乗り遅れる
はい、やってしまいました。
起きたら13時過ぎでした。完全にやる気が削がれてしまったので、三軒茶屋の美味しいパンとか買ってゆっくりしてたら、気づいたら14:30とかになってました。
さらに驚くのが、渋谷=>高崎の直通電車って一時間に1本くらいしか走ってないんですね!知らなかった!
ってことで、渋谷川の横で、マンホールを見ながらパンをかじりながらボケっと電車を待ちました。
行きの電車
1時間くらい待って、目的の電車に乗れました。
グリーン車サイコ〜、なんか、緑!って感じですね!!外の景色も緑だし!!
グリーン車は快適ですね。バスと比べると揺れは少ないですし、テーブルも付いているので、安定して作業ができました。
ネットワークはWiMAX2+を使っているのですが、渋谷から高崎まで一度も途切れず、高速でした。*1
乗車時間は2時間弱なので、宿に付いた後にすぐに文章に起こせるように下調べや準備ができました。
高崎駅
高崎駅、舐めてました。素晴らしいじゃないか!!
当初「何もない駅なんでしょ、無人駅なんじゃない?(ぷーくすくす」って思っていたんですが、群馬高崎産のお土産店がめちゃくちゃ広いし、地酒、地ビールも豊富。
駅ビルに入っている飲食店とかも多かったので、利便性高いと感じました。
ここでは、夜の宴用に、地ビール、地酒、群馬の特産品を使ったおつまみを買いました。*2
群馬といえば、ヤマダ電機の本社があることで有名ですね!
というわけで、東口のヤマダ電機のビルを見にいきました。すげぇでけぇ...。
磯部駅
磯部駅は高崎駅から信越本線で数駅です。
着いて思ったのが、静かな駅ですね。人の気配がしないというわけではなく、田舎の街に温泉街が溶け込んでいるというか。
「鄙びた」ともまた違う雰囲気でした。
行きはしませんが、温泉街にあるスナックの雰囲気、良いですよね。
酒焼けで声がガラガラで、パーマかけたママと、チーママの2人で経営していてほしい。みたいな。
無料の足湯もありました!
この足湯に、日本郵政の社員さんが入っていたので、めちゃくちゃ自由な土地だな!と思いました!さすが群馬!!
これが、温泉マークです。
湯気が長い!!
恐妻碑も有名です。
「恐妻は愛妻のいわれなり」と書かれています。
尻に敷かれたいなと思いました。
宿「せせらぎの湯 桜や作右衛門」
磯部温泉街の街並みもそうですが、宿も「昔は栄えていたけど、今は縮小して省エネ運営しています」みたいな感じでした。
哀愁漂う感じでした。それがいいんですよね。
今はやっていないプール、コーヒーが出てこないカフェラウンジ、無駄に広い喫煙スペースなどなど、昔は賑わっていたんだろうなぁ〜と。
部屋は一人では十分な広さでした。
チェックインしたと同時に布団がデプロイされていました。
広縁も広かったのと、川がすぐ側だったので、川の音を聴きながらゆっくり休むことができました。
静かな空間だったので、執筆も捗りました。
温泉
そして温泉です。これを外したらいけませんね。
磯部温泉はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉(中性高張性高温泉)です。
ざっくり言うと、若干褐色でしょっぱい(塩辛い)温泉で、温度とは関係なく、その泉質により、体の芯まで温まります。
昔は、15度前後の冷鉱泉だったのですが、最近になって新源泉が採掘されたようです。
源泉名は「恵みの湯」で、共同浴場の名称でもあります。この一つの源泉から、各旅館に配湯されます。
そのため、高温泉という表記であっても、お湯が宿に来るまでに冷えてしまうのと、温泉の供給量が少ないので、チョボチョボとしか出ていません。
また、こちらの旅館は男湯と女湯が時間によって入れ替わります。
今回は宿泊客が数名しかいなかったので、ほぼ貸切状態でした。
午後の男湯
午前の男湯
ウォータージャグがあるのは良いですね!
食事
こちらの宿の食事は、なんとアウトソーシングされています。どんだけ省エネ経営なんだよ!と思いました。
夕食/朝食共に、宿から歩いて5分のところにあります。
真冬だったり、雨が降っていたら辛いだろうな...。
こういう道を歩いていきます。雰囲気は良い
夕食
夕食は、洋食屋さんです。
旅館から食事チケット的なものを受け取り、それを洋食屋さんに渡すと、肉メインか魚メインのコース料理が出てきます。
この洋食屋さん、びっくりするほど美味しくないです。
なんだろ、"安い味"だと感じました。安い化学調味料をドバドバかけて、安い食材の味を誤魔化しているように感じました。
宿に含まれる食事の価格を考えると爆安なので、お腹が膨らんだってことを考えると及第点には達していますが、悲しい気持ちになりました。
この食事が2回続くのは結構キツいなと感じました。
一人だったらまだしも、少しでも宿の食事を楽しみにしている人が同行者の場合は絶対に避けた方が良いです。
晩酌
24時くらいまで執筆を頑張りました。捗りました!
ニンジン進捗に対する褒美として、晩酌セットを買っていたので、宴の開始です。
地ビール美味しい。群馬!って感じ。
イカレタおつまみを紹介するぜ!
〆にと思って買った、登利平の鶏めし!
鳥がつまみになってしまった...。
冷えていながらも鶏のジューシーさを感じたので、温めたらもっと美味しいんじゃないかな。ムネ肉がこんなに美味しいの!?ってなりました。
群馬で有名な太田の地ビール「CHROA」も買いました。
宿にある、こういう謎雑誌、最高ですよね。
これを読みながら、群馬を全身で感じている〜と思いながら眠りました。
2日目の昼食
2泊3日の朝食/夕食付きだとランチは外にでなければなりません。
高崎市のランチを調べると、食べログ3.70のラーメン屋さんが北高崎駅(高崎駅から一駅)にあったので、そこにしました。
問答無用で美味しい。
見た目はシンプルなんですが、魚介系のスープが非常に美味しい。表現が下手で申し訳ないんですが、良い意味で複合的な味でした。
ただ、海苔はいけませんね。海苔の命である歯切れも悪く、画用紙みたいな食感だったので、変えた方が良いんじゃないかと思います。
高崎名物パスタ
高崎で有名な食べ物の一つに、パスタがあります。
高崎は日本でも有数の小麦の産地なので、その繋がりでパスタ推しとなったようです。
今回は、「はらっぱ」というパスタ屋さんに入りました。
高崎駅の駅ビルに入っているので、アクセス抜群です。
はらっぱのパスタは青森県産にんにくと唐辛子を使ったトマトベースのスープパスタといった感じです。
ただ、翌日に予定があったのと、辛い食べ物が苦手なので、あろうことか邪道パスタを頼んでしまいました。(モッツァレラチーズとバジルのやつ)
美味しかったのは美味しかったのですが、初来店で看板メニューを外さなければならなかったのは屈辱でした。
パスタ注文時に、乾麺or生麺と普通盛~特盛が選べます。
また、パスタ量もさることながら、スープスパ的な感じでソースが大量にかかっているので、パンを合わせて注文することをおすすめします。
セットドリンクのコーヒーは全然美味しくないのでおすすめしません
まとめ
高崎よかったです!都内から近いし、賑わってる感あるし!また来ようと思います!
磯部温泉、食事の評価はこき下ろしたものの、静かな温泉街の雰囲気と、せせらぎの湯 桜や作右衛門の価格と滞在しやすさ、温泉はそこそこ満足でした。
また、今回のTryとして挙げた、移動中の作業と、2泊3日の滞在は大成功でした。執筆がめちゃくちゃ捗ったので、夏休みの宿題が最終日に滑り込みセーフで提出できました。
あと、地酒、地ビール、地元のおつまみで晩酌は最高ですね。旅行にきた〜って感じになるのが好きです。
「Webエンジニアのための時短スマホアプリ開発 アプリ開発を継続するためにReact Native+Expoをお勧めするわけ」
というタイトルで連載しています!