概要
会社の秘湯好きの方に「今まで行った中で一番良かった温泉を教えてください!」質問した時に、栃木県の八丁の湯が出てきたので、行ってきました!
今回は奥鬼怒川の関東最後の秘湯 八丁の湯を紹介します。
八丁の湯
奥鬼怒川という栃木の奥の奥の山の中に存在する温泉宿です。
昭和63年に電気が通ったというほど、山の奥です。
また、日光国立公園の中に存在する宿なので、車で行くことができず、途中から歩きか送迎バスを利用することになります。
アクセス
目的地->到着地 | 手段 | 所要時間 | 料金(片道) |
---|---|---|---|
新宿駅->鬼怒川温泉駅 | 電車 特急スペーシアきぬ | 120分 | 片道4,000円 |
鬼怒川温泉駅->女夫淵 | 市営バス | 90分 | 片道1,540円 |
女夫淵->宿 | 送迎バス | 40分 | 0円 |
新宿から宿まで250分(!)かかります。さらに、待ち時間などがあるので、大体300分(5時間)くらいかかりました。
さすが秘湯や...。
上記ルートで宿に向かうにあたって、実際に行くまでわからなかったことやコツがあります。
特急スペーシアきぬはインターネット予約をすると、40%割引になる
駅で切符を買うと4,000円ですが、えきねっとから予約すると2,400円になります。 これは大きな差なので、利用しない手はないでしょう。
市営バスの到着時間と送迎バスの出発時間が微妙にずれている
鬼怒川温泉駅を出発し、女夫淵に到着する時刻は15時05分です。 が、しかし、女夫淵から宿への送迎バスの出発時刻は15時です。さらに、次の便は16時になっています。 行きはめちゃくちゃ不安だったのですが、ちゃんと待っててくれました。
食事
夕食
猪鍋をオススメしていたので食べてみました!
豚のような感じで、さっぱりしていて美味しかったです。
そのほかにも、追加で鮎、湯葉刺し、鹿のステーキを注文することができます。 今回は鮎と鹿のステーキを追加で頼みました。
鮎は、まぁ、うん。鮎ですね。 鹿のステーキは、久しぶりに鹿を食べましたが、脂身が少なく、臭みもなく、普通に食べることができたんですが、モソモソしていてそこまで美味しい食べものではないことを再認識。
朝食
山の奥の奥の宿としては、充実した朝食だったと思います。
品数もお多くて食べきれないほどでした。
部屋
部屋はログハウスです! ログハウスでも洋室と和室を選べるのですが、和室を選びました。布団は自分で上げ下ろしをするスタイルです。 壁が薄く、隣人の話し声が聞こえてしまうのは良くなかったのですが、天井がとても高く、広さを感じました。
また、館内は昔ながらの木造作りだったので、趣がありました。
温泉
中性低張性高温泉湯でした。基本、露天風呂がメインなんですが、高温泉であるため、加水をしなくても適温(かやや熱め)の湯温でした。 湧出量が多く、鮮度が良かった!!また、湯の花が多く浮いているのも良かったです! 単純硫黄泉弱アルカリ泉なので、無色透明で、ほのかに硫黄の香りがします。
露天風呂は3種類ありました
- 滝の真横の風呂
- 比較的ぬるめの岩風呂で正面に滝が見れる
- 浸かりやすく整備されている浴槽で、熱め
いつも温泉に行くときは日帰りがメインだったのですが、今回は久しぶりの宿泊でした。 24時間湧き続けているので、深夜に露天風呂に行ったのですが、月と星が掴めそうなほどに近い距離だと感じることができました。 すごい良かった。
その他鬼怒川
鬼怒川といえば太郎餃子
テレビでたまたま鬼怒川特集か何かがやっていて、そこで太郎餃子が紹介されていました。
店主はもともと演歌歌手らしいのですが、その餃子を「歌より美味い」と言っており、ずっと食べたいと思ってたので突撃してみました。
めっちゃ普通の味でした!! そして、ラーメンはそんなに美味しくない!!
自然
市営バスに乗っている90分間は、ほぼ山の中でした。
ダムや有名な滝やら、自然豊かな感じでリフレッシュされました。
まとめ
八丁の湯はアクセスはしにくいものの、それを乗り越えても行く価値はあると思います。 山の中の温泉宿にしては食事は良い方であることや、お湯が素晴らしかったです。 露天風呂は景色もとても良く、ここでしか味わえない体験だと感じました。