ひょんなことから、会社でスクラムを使って開発をすることになり、スクラム関連の本を読み漁ったので、 これを機会にお勧め書籍を紹介します。
アジャイル手法
アジャイルサムライ
アジャイル開発手法についてまとめた本。
これを読んだ時は、スクラムの存在を知らなかった状態で読んだが、
アジャイル開発の思想は理解できる内容。
ただし、ハウツー本ではなく、思想の解説本であるため、実際にチームが
いつ、なにをするかという具体的な内容は文面から想像ができませんでした。
一度読んで理解すればそれだけで良い本かなと思います。
また、この本を読んだ後にスクラム本を読み始めたが、前提となる知識はこの本で理解していたので、
後続のアジャイル系の本をサクサク読んでいくことができました。
文字数が多く、すべて読むのに6時間くらいかかりました。
スクラム
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK
読んだ直後は、後に紹介するスクラム実践入門と比較して内容が薄い。と思ったのですが、
スクラムはただの開発手法でありフレームワークにしかすぎないので、
フレームワークを実践する組織なり、チームに合わせた内容にアレンジする必要があると考えさせられました。
ベースとなるストーリはマンガで書かれているので、とても読みやすいので、
サクッとスクラムの概要をサクッと理解するには良い本です。
2時間ほどで読める内容なので、はじめの一冊にオススメです。
スクラム実践入門
体系的にまとまった一冊。
SCRUM BOOT CAMP THE BOOKとは違う種類の書籍で、参考書的に使いたいです。
今、机の上においてあるのはこの一冊だけです。それほどよくまとまっています。
スクラムで登場する役割、成果物、イベントなどを説明のほかに、オススメできる内容として
が掲載されているので、何か不穏な空気を感じた時とはこの本を参考にすると、だいたい解決するのではないかと思います。
実際、救われたことが何度かありました。
4時間ほどで読める内容ですが、何度も何度も読んで理解を深めるのに最適です。
もしかしたらSCRUM BOOT CAMP THE BOOKはいらないかも?
まとめ
振り返ると、スクラム実践入門だけあれば、文字通り実践までできるのではないかと思います。
スクラム勉強会などでも、スクラムマスターとして、様々な人と対等に話せるレベルになります。
(スクラムが、理解'は'容易だからってのもありますが・・・)
チームのメンバーに対してスクラムに興味を持ってもらうには、
SCRUM BOOT CAMP THE BOOKのマンガ部分をサクッと読んでもらう程度で良いかと思います。
それくらいライトな本です。
それでは、よいスクラムライフを!