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株式会社リブセンスでエンジニアをやっている星直史のブログです。

スクラムのレトロスペクティブをKPTで振り返りするときに参考になった本を紹介します

スクラムを導入してなんとか1スプリントが終わったばかりなのですが、
レトロスペクティブ(振り返り)の具体的な進め方がわからなかったので、
「これだけ!KPT」という本を読んだらスムーズに進行できたので、
紹介しようと思います。

KPTをするの時のバイブル

これだけ!KPT

全6章立てで、1,2章はよくある問題とか、KPTの効能とかが書かれています。
KPTが何なのかを既に知っている方は、ここは正直読み飛ばしてしまってもよいかと思います。

3~6章にかけては、ハウツーについて書かれています。
KPTを使った振り返りについて、時間配分が分単位で書かれています。
また、時間配分された項目ごとに、実際に

  • 何を話すか
  • ポイントとコツは何か

についても書かれています。

そのほか、後半の章になると、下記のことについても掘り下げて書かれています。

  • KPTの応用編と称した、慣れてきたチーム向けに時間圧縮バージョンの進め方
  • Keep, Problem, Tryそれぞを引き出すための質問例
  • 意見が多く出た場合の情報分類術
  • KPTの結果からチーム状態の分析
  • ファシテーションの方法

これまで、KPTを体系的に学ばず、普通のメンバーとしてダラダラ振り返っていると感じる人や、
KPTを使った振り返りでのファシテーションをします!

って人まで、KPTに関わる人全員におすすめだと思います。

ページ数が少なく、文字も比較的多く、イラストを使って説明もされているので、
1.5時間くらいでサクッと読めました。