概要
iOSアプリの審査申請時、広告ID(IDFA)を選択するように言われます。
間違った選択をすると審査で落とされてしまうのですが、毎度毎度「どの設定したらいいんだっけ?」と悩まされます。
今回は自分用にReact Native + ExpoによるiOSアプリ審査申請時の広告ID(IDFA)設定についてメモを残そうと思います。
設定項目
設定項目は2点です。
- 広告ID(Advertising identifier又はIDFA)の設定
- 広告IDを使用する場合の目的
広告ID(Advertising identifier又はIDFA)の設定
広告IDとは、デバイスに付与される固有の識別子です。
広告配信者は、この広告IDを使用しデバイスを特定することで有益な情報を消費者に提供しよう!というものです。
そして、iOS端末の広告IDをIDFAと呼びます。
React Native + Expoを使用している場合は「はい」を選択してください。
実装時に広告を入れていなかったとしてもExpoが裏側で広告IDを使用するため(Segment Analyticsに依存しているため)「はい」を選択する必要があります。
広告IDを使用する場合の目的
次に、目的を選択しなければなりません。 ここで選択するものは3つです。
- この App のインストールを前に提供した広告と関連づける
- この App 内で行われたアクションを前に提供した広告と関連付ける
- iOSの「追跡型広告を制限」設定
以上の選択で、審査時に広告ID設定の不備で却下されることは無くなります。