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株式会社リブセンスでエンジニアをやっている星直史のブログです。

ハーフを走りきるために必要な装備と不要だった装備を紹介

概要

会社の人がマラソンのためのトレーニングを行なっているらしく、この土曜日に20km走るとのことでした。
自分は、マラソン(ランニング)はメリットよりデメリットの方が多いと思っているのですが、走ってもいないのに主張するのは筋違いだと思い、自分もチャレンジしてみました。

ちなみに、自分のランニング歴は、一週間前に5km走ってみたくらいで、ランニング歴はありません。

このままでは完走できなそうであるため、まずはハーフを走りきるための装備を集めてチャレンジすることにしました。 また、実際に買った装備が適切ではなかったと感じたため、ハーフを走りきるために必要な装備と不要だった装備を紹介します。

事前に買ったものとトレーニング中に携帯したもの

まず、トレーニング中に携帯したかったものはこちらです。

  • スマホ
  • イヤホン
  • 家の鍵
  • Suica

ランニングアプリでトラッキングしたかったので、スマホは必須。
ランニング中は基本暇なので、イヤホンは必須。
鍵は言わずもがな。
Suicaは、最悪、電車で帰ってくるために用意しました。

そして事前に買ったものは下記の通りです。

  • レース用ソックス
  • ウエストポーチ
  • 熱中症対策用の塩タブレット
  • ウォーターボトル(150ml)
  • 栄養補給用のゼリー

こんだけあれば余裕っしょ!って思っていました。

ランニング中の状況

まさか、20km走るのがここまで辛いとは思いませんでした...。

道のりとしては、三軒茶屋から、皇居へ走って行き、皇居を1周して、また戻ってくるという道のりです。

ランニング中の状況はこんな感じでした。

3kmすぎ 中目黒周辺

「20km走とか、ゆっくり目のペースで走ってればええんやろ^^
6分30秒 / kmとか余裕っすわ^^」

という感じ、余裕ぶっこいていました。

5kmすぎ 恵比寿~六本木周辺

「あれw信号待ちが多かったから7分 / kmになっちゃったな^^;」

ペースが遅くなっているのにも関わらず、自分の能力を過信している状態でした。 ここまで汗がすごい量出ているのに、給水や栄養補給を一切していませんでした。

10kmすぎ 皇居周辺

「ふぁっ!?!?!?脚が動かない!??!?!」

皇居周辺に来た時点で、脚が動かなくなりました。 これまで、ペースを意識して、脚を動かせていた(速度をコントロールできていた)のですが、10km走った時点では、脚を前に動かすだけで精一杯という状態になりました。
ペースも7分30秒 / kmに落ち込んでしまいました。

12.5kmすぎ 皇居の半分 周辺

「ふぁっ!?!?!?手足が痺れて来た!?!?!?」

12.5km(皇居の半分まで到達した)時点での給水量は0でした/(^o^)\ 完全に脱水症状ですね。

ここで、水150ml、塩タブレット、栄養ゼリーを食べました。 半分走った時点で水がなくなるとか完全にやばいですね。

15kmすぎ 皇居一周が終わったあたり

「ふぁっ!?!?!?再び手足に痺れ!?!?!?」

ここでまた脱水症状がきます。終わったと思いました。 背に腹はかえられず、コンビニに直行!! 持っててよかったSuica!

ポカリスエットを購入してガブ飲み!

人間の身体ってすごいですね、ポカリ飲んだ瞬間に手足の痺れが取れて、若干ペースがあがるんですもの。

20kmすぎ 赤坂見附周辺

このあたりで、脚の筋力がほぼなくなりました。 早歩きと同じくらいのペースになり、すり足のような状態に・・・。

がぶ飲みしたポカリが空になったので、再びポカリ購入。

25kmすぎ 中目黒周辺

お気づきだろうか?ハーフは21kmですが、それ以上走っていることに・・・。 さらに、中目黒から家まで3kmあります。

ここからが一番地獄でした。 脚の筋力がほぼ0! ペースも8分10秒 / kmにまでなりました。ほぼ歩き状態です。(気持ち的には走ってます)

ただ、ここまでくると、もう走りきる以外の選択がないので、気力を振り絞って走ります。

28km 自宅周辺

信号待ちで待っている時間も辛いほど、筋力が残ってませんでした。 リアルに、骨で身体を支えている感じです。

家に着いてすぐ、崩れ落ちるように倒れこみました。

ランニングの振り返り

さて、このランニングの振り返りです。振り返りを終えるまでがランニングです。

Keep

  • 完走!!!
  • 都内の街並みをみていたら飽きなかった。皇居も初めて走った。
  • Suicaがあったからポカリを買えた!ポカリが無かったら倒れていたかも...。
  • 500mlのペットボトルを持って走ってもそれほど違和感がなかった。
  • レーシング用のソックスのおかげで、足の裏は綺麗なままだった(当初、マメができると思っていた)

Problem

  • ポーチが少し大きくて邪魔だった。中身も多く、揺れがすごかった。
  • 給水用のボトルの無能さ
  • 栄養補給用のゼリーはあってもなくても変わらなかった
  • 給水のタイミング遅すぎ、量も少なすぎる

Try

  • 持ち物を最低限にしてみる(Suicaとケータイ)
  • こまめに水分補給をする!(5kmごと or 20分ごと といった感じで)

これがあれば十分だったもの

走ってみた結果、装備として、これがあれば十分ってものはこちらです。

  • 小さめのポーチ
  • 塩タブレット
  • レーシング用ソックス
  • Suica

これは不要だったもの

  • 色々入るポーチ(でかすぎて揺れる)
  • 給水ボトル
  • 栄養ゼリー

まとめ

ランニング用に色々買い込んでみたものの、本当に必要なものは下記4つでした。

  • Suica(いつでも飲み物を買える)
  • 塩タブレット
  • レーシング用ソックス
  • Suica、塩タブレット、スマホが入る小さめのポーチ

また、走っていて感じたのは、都内でランニング × Suicaの組み合わせが最強ということです。
都内は交通網が発達しているため、いつでも電車に乗って帰ることができます。これは、「いつでも帰ることができる」という精神的な支えができ、「もう少し頑張ってみる!辛くても歩かない!」という思考になるため、重要だと感じました。
また、都内だと数百メートルごとにコンビニがあるので、やばくなったらピットインすることができます。 そして、これらの決済はSuica1枚あれば賄うことができます。

次回は、また別のところを走ってみようと思います。

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