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株式会社リブセンスでエンジニアをやっている星直史のブログです。

Startup Weekend Tokyoで優勝できませんでした!!!!!!!!Day1

11月21,22,23日に開催されたStartup Weekend Tokyoに参加してきました。

参加しての感想と巻き起こったことなど書こうと思います。

2日目の記事はこちら
3日目の記事はこちら

Startup Weekendってなに?

スタートアップウィークエンド(SW)とは、あたらしいなにかをつくりだす「スタートアップ体験イベント」です。週末だけであなたは、アイディアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができます。
SWは金曜の夜、みんながアイディアを発表するピッチから始まります。そしてハスラーハッカー・デザイナーでチームを組み、日曜の午後までに、ユーザーエクスペリエンスに沿った必要最小限のビジネスモデルを一気に作り上げます。ハスラーはマネジメントと顧客開発を、ハッカーは機能の開発を、デザイナーは使いやすいデザインを担当します。

本サイトから引用

1日目

1日目に行うことは下記の通りです。

  • 食事(懇親会)
  • アイスブレイク
  • 1分間ピッチ(前半)
  • ピッチ後15分間の自由時間(前半)
  • 1分間ピッチ(後半)
  • ピッチ後15分間の自由時間(後半)
  • 投票
  • チームビルディング

※ピッチは2回やるわけではありません。参加者を半分に分けて2回行います。

1分間ピッチ

3日間のうち、1日目が最大の難関です。
Startup Weekendに参加する人の大半はHustlerであり、自分の実現したいことを話すと思うんですが、7割くらいの方が落選してました。
当選はもはや運ゲーです

だって、Hustlerの人は自分のピッチしか興味ないですよね?
今回40くらいのピッチが行われたんですが、正直覚えていたのは3ピッチ以下だと思います。
さらに、1分間でやりたいことを伝えるのは本当に難しいです。
多くの人のピッチは言ってることが理解できませんでした。
なので1分間ピッチだけはめちゃくちゃ練習しましょう。
自分はめっちゃ練習しました。
実際、ピッチの内容を考えてみると、想いが強ければ強いほど多くの情報量を詰めたくなるなと思ったんですが、
相手が簡単に理解してくれることを第一に考えた方が良いです。

15分間の自由時間

続いてピッチ後15分間の自由時間を与えられます。
具体的には、1分間ピッチを行った人を一列に並べさせたあと、聴衆者が1分間ピッチをした人に対して詳細内容を聞きにいくという時間です。
ここで詳細を伝えることができるので、さきほどの1分間ピッチでは相手が簡単に理解してくれることを第一に考えた方が良いです。
※大切なことなので2回言いm・・

この15分間ですが、1分間ピッチで参加者に伝わってなかったら、ほぼ誰も詳細を聞きにきません。 自分も人気のないピッチの一人で、2,3人くらいしか聞きにきてくれませんでした。
正直終わったなって感じが自分でもわかりました。
ただ、15分って以外に長くて、イケてるかどうかは最初の5分くらいでわかります。
残りの10分は営業しましょう。
ただ突っ立ってるだけだと、誰も聞きにこないんで、自分から売り込みに行って魅力を伝えなければ、投票を集められません。

投票

一人3票もらえるんですが、全ピッチのうち、自分が参加したいものに投票する時間です。
自分のピッチにも投票できます。
何がなんでも自分のアイデアで3日間やりたい人は自分のピッチに3票突っ込みましょう。
合格ラインは大体6,7票以上かなという感じです。
自分は9票集められたんで安心できたましたが、12票集めているチームもいました。
そのチームに話を聞くと、2人で参加して2*3=6票でデフォルトスタートだったとのことです。
ずるいけどうまいなぁって感じですよね。
逆に言うと、知人通しで参加すると確実に当選ラインまでもっていくことができるってことですね。 ※あと可愛い女性には票が集まると思います。野郎が多いですからね。

投票の時間については1分間ピッチ15分間の自由時間の出来次第なんで、天に祈りましょう。

チームビルディング

当選が決まったらチームを作ります。
最低でも2人集めないとチームが作れないルールなので、投票時間に誰が投票してくれたか見ておくと良いです。
勧誘することもできますが、Hackerがいないと3日目に優勝できないと思います。 ※できないわけではないですが、やっぱり動くものがあると強いと思いますし、何より運営側が評価基準と明言しています。

自分はHustler兼、Hackerだったので、一人集めれば良いだけでしたので、この時間は少しだけゆとりがありました。

当選できなかった方は・・・興味があるチームに入りましょう。
自分のアイデアが通らなくてテンション下がったかもしれないけど、必ずどこかのチームに入って3日間全力を出しきることをお勧めします。
このイベントは3日間全力でやりきると最高UXを味わえます。
落選して気分が落ちた時以上のダウナー気分が2日目に待ち受けているかもしれません。

あと、自分のチームの話ですが、
チームビルディングが終わったあとに、チームメンバーの一人が「飲みに行こうぜ!!3日間毎日飲みに行きましょう!!」と言ってたんですが、
メンバー間で温度差があるのは覚悟した方が良いです。
全体的に作業が多いのは明白なので、頭数が必要なのはそうなのですが、そもそもチームビルディングの時に温度差の確認を確認して、チームに入れるかどうかはしっかり検討した方が良いです。。
時には辛い選択をしなければならないってのはリーダーの役割なんだと学びました。

1日目のコツまとめ

  • 1分間ピッチの練習をめちゃくちゃすること。
  • ピッチの内容は、何も知らない相手が簡単に理解してくれること第一に考えること。
  • ピッチ後の自由時間は自分からピッチ内容を売り込みに行きましょう
  • 知人と参加すると投票の時に強いです。
  • 落選しても必ずどこかのチームに入って3日目本気で過ごしましょう。

個人的な感想。

1日目は結構、運要素が強いと感じました。
どんなに面白いピッチでも投票するのは他の参加者なので、参加者の趣味嗜好によるし、チームビルディングでHackerが来なかったらほぼ終わるし。

Hackerの人については、チームビルディングの時にチヤホヤされると思います。結構気分良いです。
それと、3日間の実装の流れといては、 ティザーサイト => Webサイト or スマホアプリ実装って感じです。
前準備でサーバー(デプロイするだけで公開できるAWSのAMI)があると、開発に余裕持てるので準備しておくと良いです。※AWSを推すのは後述
あと、Hustlerは基本的にツールの使いかたと、何が最適かを知らないので、ある程度Hackerがツールの導入を促すと良いかと思いました。
さらに、イベントに参加するとGoogle広告$300分とAWS使用料$100が無料提供されます
Hackerで参加すると、参加費1万円とイベントの実使用分を差し引いてもトントンあるいは、儲けが出るレベルです。

Designerについては、参加者がマジで少なかったです。
今回は2人だったかな?
Designerはそもそも起業とかに興味ないので、イベントに参加しない(というか、このイベントの存在を知らない)と思うので、
友人にDesignerがいたら紹介してもらえると、もっと良いイベントになると思います!!

賢者タイムを迎えたので、3記事に分けて書いていこうと思います。   2日目の記事はこちら
3日目の記事はこちら